函館市 史跡 垣ノ島遺跡(しせき かきのしまいせき)

祭祀・儀礼に使われた盛土遺構は国内最大級規模。副葬品も多数

縄文時代早期前半から後期後半にかけて、約6,000年もの長期にわたる定住の跡地。この集落遺跡で見られる竪穴建物跡や土坑墓、また多くの出土品から縄文人の生活を窺い知ることができます。漆塗り注口土器や香炉形土器など貴重な資料が数多く出土し、土坑墓群からは子どもの足形がついた土版も見つかっています。また、紀元前2,000年頃の大規模な盛土遺構は長さ190mもあり、国内最大級の規模を誇っています。周辺では、海岸線を北上した大船町に大船遺跡もあり、縄文文化を学ぶにはうってつけのエリアです。

  • 0138-21-3563(函館市教育委員会生涯学習部文化財課)
    0138-25-2030(函館市縄文文化交流センター)
  • 開館時間:9:00~17:00(11月~3月9:00~16:00)
    休館日:年末年始

  • 無料

  • 函館市臼尻町416番地4(垣ノ島遺跡管理棟) ここへいく

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  • JR函館駅より車で約60分