鹿追町 しかりべつ湖コタン

凍結した湖にわずか60日間だけ出現する氷の村

然別湖は、標高810mと北海道で最も高い場所にある湖。大雪山国立公園内に位置し、周囲を原生林に囲まれたその透明度は日本有数です。その然別湖で冬の風物詩として開催されるイベントが「しかりべつ湖コタン」。厳冬期、完全に凍った湖の上に「イグルー」と呼ばれる氷をドーム状に積み上げた建物が立ち並び、伝統的なアイヌの集落「コタン」の風景がよみがえります。会場内には、然別湖の温泉水を引いた氷上露天風呂、実際に結婚式を挙げることもできるアイスチャペルなどが設営されるほか、スノーモービルやガイドと一緒に雪深い森を散策するガイドウォークなど、然別湖の自然を堪能できるアクティビティも充実。なかでもアイスバーはその真骨頂。湖に降り積もった真っ白な雪と透明度の高い氷で作りあげるのは建物だけでなく、カウンター、テーブル、そして氷のグラスでドリンクを楽しむこともできます。アイスバーの中は透明で青い幻想的な世界。カクテルの酔いも格別でしょう。ただし、「しかりべつ湖コタン」は期間限定。春までにはすべて溶けてなくなる幻の村でもあります。イベント期間中にここでしかできない然別湖の冬を思いっきり楽しみましょう!訪れる際には、十分な防寒対策と滑りやすい湖面を歩くためのスノーブーツもお忘れなく。

※2022年5月現在の情報です。イベント情報は予告なく変更になる場合がありますので、最新情報はホームページ等でご確認ください。

  • 0156-69-8181(然別湖コタン実行委員会)
  • ■開催時期
    例年1月下旬~3月中旬
    ■開催時間
    9時~20時(天候により早く終了する場合あり)

  • 入場料
    協賛金500円(小学生以上)

  • 札幌中心部から約3時間(道東自動車道 札幌IC→十勝清水IC経由)、帯広市中心部から約60キロ、約1時間10分