Memanbetsu/Abashiri/Kitami 歴史と文化に思いを馳せる!網走・北見探訪の旅

女満別空港からのアクセスが便利な網走・北見エリアには、国の重要文化財に指定されている建造物や北海道遺産、日本近代産業遺産などに選ばれている観光名所がいっぱい!北海道のなかでも独自の文化や歴史をたどった足跡に触れることができます。また、せっかく訪れたなら押さえておきたいグルメなど、これで完璧!網走・北見エリアの楽しみ方を紹介します。

博物館 網走監獄

博物館網走監獄は、網走市にある網走刑務所の旧建造物を保存している野外歴史博物館です。明治・大正時代から実際に使用されてきた建物を博物館内に移動させ、当時と同じように公開しています。移築建造物のうち8棟が国の重要文化財に指定、6棟が登録有形文化財に登録されており、網走監獄の旧建造物や貴重な展示を通じて北海道開拓の歴史について学ぶことができます。

監獄食堂では、現在の網走刑務所で受刑者が食べているメニューを再現した「監獄食」を味わえるというユニークな体験ができます。意外と美味しいと評判の監獄食。塀に隠された秘密のレシピの味を堪能できます。

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北見ハッカ記念館

かつてハッカの生産量が世界一を誇り、「ハッカの街」として栄えた北見市。 「北見ハッカ記念館」は、その歴史を今に伝える貴重な資料館で日本近代産業遺産に認定されています。 敷地内にある薄荷蒸溜館では、ハッカの蒸溜を間近で見ることができます。 また、和ハッカを使ったアロマクリーム作り体験は自分へのお土産にと人気です。

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北見焼肉

秘伝のタレが絶品の「四条ホルモン」

オホーツク海に面している北見市ですが、実は「焼肉の街」としても有名!かつての国鉄北見駅の裏には食肉処理場があり、新鮮な肉が手に入りやすい環境でした。「ホルモン焼き」の看板を掲げたお店は国鉄職員などで賑わい、それが北見市民の焼肉好きのルーツだと言われています。人口当たりの焼肉店の数が北海道で最も多く、独自の焼肉文化が育まれてきた北見市で毎年2月上旬に開催されているのが「北見極寒の焼き肉まつり」。マイナス10度を下回ることもある真冬の夜の屋外イベントです。2,000人が七輪を囲み、極寒の中で焼肉を楽しむ風景は、北見の冬の風物詩。また焼肉激戦区の北見、迷ったらまずは「味覚園 北見総本店」や「四条ホルモン」をチェックしてみては?地元の人から観光客まで幅広い層に人気の名店です。

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ピアソン記念館

アメリカ人宣教師ピアソン夫妻の私邸として大正3年に建てられたピアソン邸。現在は、「ピアソン記念館」として北海道遺産に登録されています。慈善活動などを積極的に行った夫婦の志は、現在も北見の精神文化のよりどころとして市民に根づいています。ピアソン邸の設計は日本建築史の中で偉大な名を残すW.M.ヴォーリズ。ヴォーリズの初期の作品としても一見の価値ありです。

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北方民族博物館

世界各地の北方民族文化を専門に紹介する世界でも珍しい博物館。北方地域に多い円錐形のテントをイメージして作られたホールが特徴です。東方グリーンランドのイヌイットから、西方スカンジナビアのサミまで、多種多様な北方民族に関する文化を知ることができます。また、かつて北海道オホーツク海岸で繁栄したオホーツク文化に触れることもでき、北海道の軌跡をたどる貴重な体験ができるでしょう。

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玉ねぎ列車

玉ねぎの生産量日本一を誇る北見市では、秋から翌年春までの間、収穫した玉ねぎを全国に出荷しています。その玉ねぎの輸送に使われる貨物列車が通称「玉ねぎ列車」。北見から旭川にかけては険しい峠を越える必要があるため、全国でも珍しいプッシュプル方式という方法で200トンの玉ねぎを運んでいます。現在は1日1往復のみの運行なので、狙わないとなかなか出会えません!鑑賞のベストスポットは常紋峠。カーブが続くため、長い編成をカメラに収めることができ、エンジン全開で山越えする姿は圧巻の一言です!

地ビール

最後にご紹介するのが、北見・網走の地ビール。麦芽100%にこだわったオホーツクビールは鮮度を売りにした地ビールです。北見市民に愛され、なんと9割は地元・北見で消費されています。オホーツクビールが経営するビアレストラン「オホーツクビアファクトリー」でその味を心ゆくまで堪能しましょう。

網走の地ビールを製造しているのが網走ビール。網走の冬の風物詩・流氷をイメージした青いビール「流氷ドラフト」は大ヒット商品!その鮮やかなオホーツクブルーは写真映えもバッチリです。網走ビールが経営する「YAKINIKU網走ビール館」で網走和牛とともにビールを味わうことができます。

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