Asahikawa/Sounkyo/Kamikawa 冬こそ行きたい！
ホットな旭川・層雲峡エリアの人気観光スポット

日本最北の動物園である「旭川市旭山動物園」。動物たちのありのままの姿を引き出す「行動展示」で全国的に一躍有名になりました。ペンギンやホッキョクグマなど、寒冷地に生息する動物の生き生きとした姿を楽しむことができるのは冬ならではの楽しみです。

旭山動物園の冬の風物詩と言えばペンギンの散歩風景。ペンギンの散歩の目的は、運動不足解消。毎年12月末から雪解けまで開催されています。ぺんぎん館からイベントホール付近までの片道約250ｍをペンギンたちが30～40分かけて往復する姿は大人気。このペンギンの散歩、実はペンギンたちは自由参加。気が向いた子だけが可愛らしく歩いてくれる姿はたまりません！

旭山動物園の楽しみのひとつに、ホッキョクグマのダイビングがあります。地上最大の肉食獣とも呼ばれるホッキョクグマからは、見学している観光客の姿がちょうど氷から顔を出したアザラシに見えるように水の高さが設定されています。大迫力のダイブのタイミングは、エサを水中に撒く「もぐもぐタイム」。この時、ホッキョクグマはプールに飛び込み、水中で食事をするためその瞬間を見逃さないようにしましょう。また、他の動物たちの「もぐもぐタイム」も必見！スケジュールは、ホームページと園内の掲示板で知ることができるのでこれを参考に園内での見学ルートを計画するのがおすすめです。

真冬の夜の動物園が楽しめるイベント「雪あかりの動物園」。例年、2月上旬に開催され、通常15時半の閉園時間が20時半まで延長されます。普段とはちがう夜の動物園に息づく動物たちを感じられます。見学ルートにはアイスキャンドルが並べられ、とっても幻想的！冬の旭山動物園をコンプリートするならぜひ、おすすめしたいイベントです。

旭山動物園を満喫したら、最後に買いたいのが思い出となるお土産。旭山動物園でしか手に入らないお土産が園内にはたくさんあります。旭山動物園限定の人気商品は、動物の足型が可愛いらしい「ミルクまんじゅう」。パッケージには、ホッキョクグマやアザラシ、ペンギンが描かれています。インテリアとしても人気なのが「旭山手ぬぐい」。職人による手染めで作られた手ぬぐいには、動物たちのイラストが入っており、園内の雰囲気が伝わってきます。最後におすすめしたいのが、「旭山動物園カプセルズー・シリーズ」。カプセルフィギアで、何が出るかはお楽しみのガチャガチャです。子どもから大人まで楽しめるお土産がいっぱいです！

例年1月中旬～2月中旬にJR旭川駅周辺で開催される人気イベント。駅北広場にはアイススケート場が設置され、街中で本格的なスケートが楽しめます。夕暮れ時からはイルミネーションが点灯し幻想的な空間に。スケート靴は無料でレンタルすることができるので、はじめてでも気軽に挑戦できます。また、駅南広場と北彩都ガーデンをつなぐ遊覧ソリ「雪列車」に乗ることもできます。雪列車は、スノーモービルがけん引するかわいい木製のソリ。移動手段としてはもちろん、雪原をゆっくり走るので大人も子どもも楽しめます。晴れた日には、大雪山連峰を望むことができ、「旭川の冬」を満喫できるでしょう。

例年1月末から3月の中旬まで上川町層雲峡温泉で開催されている「層雲峡氷瀑まつり」。北海道の3大冬祭りのひとつです。氷でできた建造物や彫刻が立ち並び、毎年テーマにそって氷のオブジェが作られます。夜にそれらが7色にライトアップされる光景は、とてもロマンチックで「日本夜景遺産」にも認定さています。大迫力の自然と冬の厳しい寒さが作りだした、氷と光の祭典です。

氷のオブジェの中は、トンネルになっておりその大きさに圧倒されます。天井のつららは、まるでシャンデリア！氷の芸術です。氷の階段を登った先には、展望台もあり、高さ13mから見る景色は格別！会場には、恋愛・金運などに御利益があると言われている氷で作られた氷瀑神社や氷のすべり台、アイスクライミング体験コーナーなど、寒冷地ならではのアトラクションが楽しめます。

層雲峡氷瀑まつりで冷えた体を温めるなら、近くの層雲峡温泉へ。北海道有数の温泉地で、旅の疲れをゆっくりと癒やすことができます。雪景色を見ながら、温かい露天風呂に浸かれるのは冬の醍醐味！ゆっくりと温泉に浸かった後は、北の大地の恵みをふんだんに使用した料理が堪能できます。